【保存版】「ピーナッツの仲間たち」スヌーピーとその愉快な”登場人物”の魅力図鑑/キャラクターの一覧まとめ

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目次

ピーナッツ主要キャラクターではないけど、魅力的なキャラクターはいっぱい

「ピーナッツ」には、スヌーピーやチャーリー・ブラウンといった主要キャラクター以外にも、個性豊かで魅力的なキャラクターがたくさんいます。

スヌーピーの元飼い主?ライラとは スヌーピーとライラの出会い

スヌーピーの元飼い主?ライラとは スヌーピーとライラの出会い

スヌーピーの過去💌元の飼い主ライラとの再会

この物語は、スヌーピーがライラから再び手紙を受け取るところから始まります。スヌーピーは最初、その手紙を開けるのをためらっていました。スヌーピーがようやく手紙を開けてみると、ライラが病院に入院していることがわかり、彼はすぐに彼女に会いに行くことにします。

1968年8月24日 ライラに会いに行くスヌーピー

ライラが一体誰なのか全く知らないチャーリー・ブラウンは、スヌーピーのこの突然の行動にとても戸惑ってしまいます。そこで、ライナスが動きました。彼は調べて、その女の子が誰なのかを友人に教えてあげます。

1968年8月30日の連載漫画で、ライナスは、ライラがスヌーピーの元の飼い主だったことを明かします。彼女はデイジー・ヒル・パピー・ファームで、子犬だったスヌーピーを購入していました。

ライラはスヌーピーをとても可愛がっていましたが、彼女が住むアパートの家族が、「スヌーピーを飼い続けることはできない」と判断せざるを得ませんでした。そのため、スヌーピーはデイジー・ヒル・パピー・ファームに戻され、その後、チャーリー・ブラウンに買われたという過去があったのです。

すぬ

涙なしには見ていられないスヌーピーの元飼い主「ライラ」は是非皆様に知ってもらいたいキャラクターです、

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スヌーピーライバルの骨抜き猫?ファーロンと飼い主フリーダとは

フリーダは自慢の巻き毛とちょっぴり自己中心的な一面がある女の子

チャーリー・ブラウンのクラスメートの女の子「フリーダ」

フリーダは、自分の「生まれつきの巻き毛」とっても誇りに思っています。彼女は、会話をするたびに必ず髪の話題を持ち出すため、周りの人々をちょっと困らせてしまうことがあるようです。

この、髪の毛に対する強いこだわりや自己愛が、彼女を少し見栄っ張りな人だと周りに思わせてしまう原因になっているのかもしれませんね。

フリーダと愛猫ファロン スヌーピーの災難

ファーロンの初登場は1961年5月23日

フリーダは猫の「ファーロン」を飼っています。フリーダがちょっとした用事を済ませる間、チャーリー・ブラウンとライナスに愛猫のファロンを抱っこしてもらうシーンがあります。

特に、1961年11月5日の日曜コミックには、フリーダがまたまた用事に出かけようとして、その間、猫を抱っこしてくれる人を探そうと奮闘するユーモラスな一コマが描かれています。

そして、かわいそうに、猫を抱っこすることになったのはスヌーピーっていうストーリーがあります。

1961 年 11 月 5 日

シュルツさんは後に、ファーロンを降板させたのは、猫をうまく描けなかったとも言っていますね。
ただし、今ではファーロンは日本で人気になっているのです。

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ライナスの忘れられない片思い、、、トリュフと?スヌーピーもメロメロに

トリュフとの出会い♡ライナスとスヌーピーの恋の行方

1975 年 3 月 31 日

物語は、ライナスと世界的に有名なトリュフ猟犬であるスヌーピーが、珍しいキノコのトリュフを探しに行くことにしたところから始まります。

二人が農場でトリュフを探し回っていると、そこで農場主のお孫さんにあたる一人の女の子に出会います。彼女は、自分こそがトリュフを見つけたと告げるのですが、実は彼女自身の名前が「トリュフ」だったのです!

1975年4月1日の連載で彼女が説明したように、祖父が「君はトリュフのように珍しい」と言って名付けてくれたそうです。ライナス、スヌーピー、そしてトリュフの三人は、雨が降り始めたので納屋に雨宿りしながら、楽しい午後を過ごします。

💔 恋の行方

農場を去った後、ライナスはトリュフに恋をしてしまったことに気づき、再び彼女に会いたくてたまらなくなります。しかし残念なことに、ライナスはトリュフのお祖父さんの農場への帰り道を思い出せません

一方、スヌーピーもまたトリュフにすっかり夢中になってしまいます。彼は、雅歌(がが)を盗作したラブレターを彼女に書き送ります。

そして驚くべきことに、スヌーピーはトリュフの居場所を簡単に見つけ、さらに二度も彼女を訪ねるのですが、ライナスを連れて行って助けることだけは頑なに拒否するのです。

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チャーリー・ブラウンの心を掴んだ「素敵な女の子」ペギー・ジーン

チャーリー・ブラウンの心を掴んだ「素敵な女の子」ペギー・ジーン

ペギー・ジーン:チャーリー・ブラウンの甘酸っぱい初恋

ペギー・ジーンは、人気コミック『ピーナッツ』に登場した、チャーリー・ブラウンの数少ないガールフレンドの一人です。彼女の登場は主に1990年代でした。

1990年7月23日 ペギー・ジーンの初登場
She's the prettiest little girl I've ever seen.. I wonder what I could say to get acquainted..
ぼくが今まで見た中で一番かわいい女の子だ...どうやったら知り合いになれるんだろう...
I don't suppose you happen to have any cookies with you, do you sweetie?
ライナス (右側の吹き出し) もしかして、クッキーを持ってたりしないかい、かわいい子?

🏕️ 運命的な出会い

二人の出会いはサマーキャンプ。チャーリー・ブラウンは、彼女に会った瞬間、一目惚れしてしまいました。

しかし、極度の緊張から、彼は自己紹介で思わず自分の名前を「ブラウニー・チャールズ」と言い間違えてしまい、ペギー・ジーンはその後もずっと彼をそう呼び続けます。

1990年7月27日
Now that we've had lunch together, I can tell you my name is Peggy Jean...
一緒にランチを食べたんだから、私の名前を教えてあげるわ。私の名前はペギー・ジーンよ…
WELL, UH... UH... MY NAME IS... UH... UH... MY NAME IS... UH... BROWNIE CHARLES!
「えーと、うーんと…僕の名前は…うーんと…僕の名前は…うーんと…ブラウニー・チャールズ!」
THAT'S CUTE.. I LIKE IT.
かわいい名前ね。気に入ったわ。
MAYBE I'LL JUST JUMP INTO THE LAKE RIGHT HERE
たぶん、僕はここにある湖に飛び込むのがいいだろうな。

二人は交際を始め、

  • フットボールを巡る出来事でのキス
  • 宛名間違いで届かなかった手紙
  • チャーリー・ブラウンがなけなしのお金で買おうとしたクリスマスの手袋
1990年8月10日
I COULD NEVER BE MAD AT YOU, BROWNIE CHARLES	
私は、あなたに腹を立てることなんてできないわ、ブラウニー・チャールズ。
YOU'RE THE NICEST BOY I'VE EVER MET..
あなたは私が今まで会った中で一番素敵な男の子よ..
AND THEN SHE KISSED ME, LINUS!
そして、彼女は僕にキスしたんだ、ライナス!
WHAT IS THIS, AN OBSCENE PHONE CALL?!
なんなのこれ、わいせつな電話なの?!

など、甘酸っぱくも、ちょっぴり切ないエピソードがたくさん描かれました。

😢 短いロマンス

しかし、幸せな時間は長くは続かず、ペギー・ジーンは突然引っ越してしまいます。

1990年8月11日
GOODBYE, BROWNIE CHARLES! I LOVE YOU!	
さようなら、ブラウニー・チャールズ! 愛してるわ!
WRITE TO ME EVERY DAY! CALL ME IF YOU CAN...
毎日手紙を書いてね! できるなら電話して...
SHOULD HAVE GOT HER FAX NUMBER.
彼女のファックス番号を聞いておくべきだったね。

数年後、二人は再会を果たしますが、残念ながら彼女には新しいボーイフレンドができており、チャーリー・ブラウンにとっては辛い結末となってしまいました。

1999年7月11日

作者のチャールズ・M・シュルツ氏が「とても素敵な女の子」と評したように、ペギー・ジーンはチャーミングなキャラクターでした。登場期間は短いものの、彼女はチャーリー・ブラウンの成長物語確かな彩りを与え、多くの読者の心に深く残る存在となっています。

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チャーリーブラウンの妄想の恋人!?ダンスパートナーのエミリーとは?

エミリー:チャーリー・ブラウンの心に残る「謎の」出会い

『ピーナッツ』に登場するエミリーは、チャーリー・ブラウンがダンス教室で出会った、長くてブロンドの髪にリボンをつけた可愛らしい女の子です。

チャーリーにとって、彼女との出会いは突然現れた素敵なプレゼントのようでした。

1995年2月11日
HI! MY NAME IS EMILY.. WOULD YOU LIKE TO BE MY DANCE PARTNER?	
やあ! 私の名前はエミリーよ... 私のダンスパートナーになってくれる?
WELL, SURE.. BUT I'M NOT VERY GOOD..
ええと、もちろん... でも、僕はあまり上手じゃないんだ...
IT'LL BE EASY.. "SLOW, SLOW, QUICK, QUICK"
簡単よ... 「スロー、スロー、クイック、クイック」ってね。
HOW ABOUT "SLOW, SLOW, PANIC, PANIC"?
「スロー、スロー、パニック、パニック」はどうかな?

ところが、他の誰もエミリーの姿を見たことがなく、ダンスの先生も彼女の存在を知りません。そのため、「もしかして、彼女はチャーリーの妄想が生み出した存在なのでは?」という疑惑が生まれることになります…

1995年2月16日
EMILY?	
エミリー?
MA'AM, WHERE IS EMILY?
(ダンスの)先生、エミリーはどこですか?
WHAT DO YOU MEAN THERE'S NO EMILY? SHE WAS MY DANCE PARTNER!
エミリーがいないってどういうことですか? 彼女は僕のダンスパートナーだったんですよ!
SHE HAD LONG HAIR AND SOFT HANDS..
彼女には長い髪と柔らかい手があった...
WE DANCED, AND DANCED AND DANCED..
僕たちは踊って、踊って、踊り続けた...
IT WAS AN ENCHANTED EARLY AFTERNOON
それは魅惑的な昼下がりだったんだ。

それでも、エミリーは後にチャーリーと再会を果たし、忘れられない特別な夜を過ごします。

彼女の存在は少し謎めいていますが、チャーリーに特別な時間を与えてくれた、とても魅力的なキャラクターです。

❓ エミリーは本当にいたの?
エミリーはチャーリー・ブラウンの妄想だったのか、それとも実在したのか?その答えは、ぜひ記事を読んで確かめてみてくださいね!

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ピーナッツの随一の不思議ちゃん!ライナスのいい雰囲気?リディアとは

ピーナッツの随一の不思議ちゃん!ライナスのいい雰囲気?リディアとは

リディア ライナスを困惑させるミステリアスなクラスメイト

リディアは、漫画『ピーナッツ』に登場する女の子で、ライナスのクラスメイトです。学校では、彼の席のすぐ後ろに座っています。

リディアが初めて登場したのは 1986 年 6 月 9 日

ライナスは彼女にすっかり夢中なのですが、リディアは

  • 頻繁に自分の名前を変えたり(「今日は〇〇よ」など)
  • 年齢に関するジョークを言ったり

して、ライナスをいつも困惑させてしまいます。

I CAN'T BELIEVE IT! I CAN'T BELIEVE WHAT SHE SAID!	
信じられない! 彼女が言ったことが信じられないよ!
I ASKED THIS CUTE LITTLE GIRL IF I COULD SIT AND EAT LUNCH WITH HER... THAT'S ALL I ASKED..
僕は、この可愛い小さな女の子に、一緒に座ってランチを食べてもいいか尋ねたんだ... それだけだよ...
YOU KNOW WHAT SHE SAID? SHE SAID, "AREN'T YOU KIND OF OLD FOR ME?" I COULDN'T BELIEVE IT!!
彼女がなんて言ったと思う? 彼女は、「あなたは私には年を取りすぎていませんか?」って言ったんだ! 信じられなかったよ!!
YOU ARE LOOKING KIND OF OLD.
君はちょっと年をとって見えるよ。
AREN'T YOU THE GIRL I SAW ON THE PLAYGROUND YESTERDAY? WHAT ARE YOU DOING HERE?	
昨日、遊び場で見かけた女の子じゃないか? ここで何をしているの?
I'M NOT SUPPOSED TO CROSS THE STREET ALONE
一人で道を渡ってはいけないことになっているの
NO PROBLEM... I'LL GO WITH YOU... MY PLEASURE.. I TOLD YOU MY NAME IS LINUS, DIDN'T I? IT'S A PLEASURE JUST TO BE WALKING WITH YOU...
大丈夫... 僕が一緒に行くよ... 喜んで... 僕の名前はライナスって言ったよね? 君とただ一緒に歩くだけでも光栄だよ...
THANKS, MISTER MISTER?
ありがとう、おじさん... おじさん?

ライナスにとって彼女はミステリアスで、理解しがたい存在なのですが、それでも彼はリディアに惹かれ続けているのです。彼女の掴みどころのない自由な性格と、それに振り回されてしまうライナスの片思いの様子が、とてもコミカルに描かれていますね。

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チャーリーブラウンの永遠の片思い!ピーナッツのヒロインといったら「赤毛の女の子」

❤️ 赤毛の女の子 チャーリー・ブラウンの切ない片思い

『ピーナッツ』に登場する「赤毛の女の子」は、主人公チャーリー・ブラウンがずっと片思いをしている、名前がわからないままのキャラクターってイメージですよね。

原作コミックでは、彼女の顔がはっきりと描かれることはなく、後ろ姿やシルエットで登場することがほとんどでした。

1998 年 5 月 25 日の連載漫画にシルエットで登場

チャーリー・ブラウンは、彼女に話しかけたいといつも思っているのですが、なかなか勇気が出せなかったりタイミングが合わなかったりして、想いを伝えることができません。彼女の存在は、チャーリー・ブラウンの切ない恋心や、彼の内気な性格、そして日常でなかなかうまくいかない出来事象徴する存在として描かれています。

961年11月19日 赤毛の少女への最初の言及です。
SIGH!	
はぁ!(ため息!)
I DON'T THINK I'D MIND SCHOOL AT ALL IF IT WEREN'T FOR THESE LUNCH HOURS... I GUESS I'LL SIT ON THIS BENCH...
これらのランチ時間さえなければ、学校なんて全然気にしないと思うんだ... このベンチに座るしかないか...
I HAVE TO SIT BY MYSELF BECAUSE NOBODY ELSE EVER INVITES ME TO SIT WITH THEM...
他の誰も僕を一緒に座ろうと誘ってくれないから、僕は一人で座らないといけないんだ...
PEANUT BUTTER AGAIN! OH WELL, MOM DOES HER BEST...
またピーナッツバターか! まあ、ママはベストを尽くしているんだ...
THOSE KIDS LOOK LIKE THEY'RE HAVING A LOT OF FUN... I WISH THEY LIKED ME... NOBODY LIKES ME...
あそこの子たちはとても楽しそうだ... 彼らが僕を好きならいいのに... 誰も僕を好きじゃない...
THE PTA DID A GOOD JOB PAINTING THESE BENCHES...
PTAはこれらのベンチを綺麗に塗ってくれたな...
I'D GIVE ANYTHING IN THE WORLD IF THAT LITTLE GIRL WITH THE RED HAIR WOULD COME OVER AND SIT WITH ME.
あの赤毛の小さな女の子が来て、僕と一緒に座ってくれたら、世界中の何とでも交換するのに
I GET TIRED OF ALWAYS BEING ALONE... I WISH THE BELL WOULD RING...
いつも一人でいることに疲れてしまう... 早くベルが鳴らないかな...
A BANANA... RATS! MOM ALWAYS... STILL, I GUESS SHE MEANS WELL...
バナナか... ちぇっ! ママはいつも... でも、彼女は良かれと思ってやってくれているんだろう...
I BET I COULD RUN JUST AS FAST AS THOSE KIDS. THAT'S A GOOD GAME THEY'RE PLAYING...
僕だってあの子たちと同じくらい速く走れるはずだ。彼らがやっているのは良いゲームだな...
THAT LITTLE GIRL WITH THE RED HAIR IS A GOOD RUNNER...
あの赤毛の小さな女の子は良いランナーだ...
AH, THERE'S THE BELL! ONE MORE LUNCH HOUR OUT OF THE WAY...
ああ、ベルが鳴った! ランチ時間がまた一つ終わった...
TWO-THOUSAND, ONE-HUNDRED AND TWENTY TO GO!
あと二千百二十回も残っている!
すぬ

お願い、無理しないでチャーリーブラウン!

アニメのスペシャル版では「ヘザー」という名前がつけられましたが、原作コミックの中では最後まで名前は明かされなかったんですよ。

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スヌーピーの恋人「フィフィ」って?とっても可愛いワンちゃん

🐩 フィフィ スヌーピーが夢中になる優雅なプードル

スヌーピー ザ・ムービー

フィフィは、スヌーピーが恋焦がれる、美しく優雅な白いプードルの女の子です。

彼女が特に重要な役割で登場するのは、2015年に公開されたCGアニメ映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』です。この映画の中で、フィフィはスヌーピーの壮大な空想の世界、特に彼が第一次世界大戦の撃墜王「フライング・エース」になる時に登場します。

彼女自身も勇敢なパイロットであり、スヌーピーと共に、宿敵レッドバロンスリリングな空中戦を繰り広げます。スヌーピーは、可憐な見た目とは裏腹に、度胸と行動力を兼ね備えたフィフィにすっかり心を奪われてしまうのです。

🎬 映画で輝いたヒロイン

人生はサーカス、チャーリー・ブラウン より画像を引用

原作コミックには、フィフィという名前のキャラクターは明確には描かれていませんが(※実際には登場はありました)、スヌーピーがプードルの女の子に恋をするエピソードは存在しています。

1985年2月13日
FIFI!	
フィフィ!
I HAVEN'T THOUGHT OF FIFI IN YEARS
フィフィのことは何年も考えていなかったのに。

映画で「フィフィ」という名前と、スヌーピーの冒険の最高のパートナーという魅力的なキャラクター設定が与えられ、彼女は多くのファンに知られるようになりました。彼女は、スヌーピーのロマンチストな一面と、彼の壮大な空想の世界を彩る、欠かせない存在と言えるでしょう。

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初代ヒロイン? パティの物語 静かに消えた女の子

世界一有名なビーグル犬のスヌーピーが登場する2日前1950年10月2日の連載初日からシャーミーの隣にいた少女、それがパティです。ボーイッシュなペパーミント パティとは違う、忘れられたオリジナルメンバーこそ、後のパワフルな『ピーナッツ』ガールズの原点でした。

1950年10月2日 ピーナッツの最初の漫画。チャーリー・ブラウン、パティ、シャーミーが登場
彼女(パティ)の知られざる横顔
  • まさかの初日メンバー! スヌーピーよりも早く登場した正真正銘の最古参です。
  • 衝撃の二面性: 「お砂糖とスパイス」を歌いながら、次の瞬間にはチャーリー・ブラウンを殴りつけるという、後のルーシーを彷彿とさせる複雑で多面的な性格の持ち主でした。
  • アイデンティティ: トレードマークは、ノスタルジックなチェック柄のワンピースとリボン
  • 人間模様: 親友ヴァイオレットと「女子同盟」を組み、チャーリー・ブラウンをからかういじめっ子として物語にスパイスを加えていました。
1950年10月3日 パティは初めてセリフを話す

彼女が表舞台から消えた最大の理由は、ルーシーなど、より個性の強い新キャラクターの台頭による「個性のインフレ」です。役割を奪われたパティは、1976年ごろから主要キャラクターとして登場がほぼなくなりました。

1976年11月17日 ここから1978年7月24日まで再登場しないです。
1978年7月24日

パティは、静かに去りましたが、その存在なくして『ピーナッツ』の女性キャラクターの進化は語れません。彼女こそが、作品の礎を築いた忘れ得ぬ功労者なのです。

次に『ピーナッツ』を見るときは、背景にいるチェック柄のワンピースの女の子に、ぜひ注目してみてくださいね。

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『ピーナッツ』の歴史に欠かせない、忘れられた初期キャラクター ヴァイオレット

『ピーナッツ』の歴史に欠かせない
忘れられた
初期キャラクター 
ヴァイオレット

ヴァイオレット・グレイにスポットライトを当てます。

彼女はスヌーピーやルーシーが登場する前から物語の礎を築いた、1951年デビューのオリジナルメンバーです。

トレードマークのポニーテールが目印の彼女は、初期『ピーナッツ』の「最高のヒール(悪役)」

チャーリー・ブラウンの永遠の代名詞「Blockhead(うすのろ)」を最初に浴びせ、ルーシーの十八番(おはこ)であるフットボールのイタズラも、実は彼女が最初に行いました

その性格は、恵まれた家庭環境を誇る「お高くとまったお嬢様(スノッブ)」。

親友パティと共にチャーリー・ブラウンを仲間外れにする意地悪な一面がある一方で、バレンタインのカードを渡すなど、不器用な優しさを見せる愛憎半ばする複雑な感情が魅力でした。

しかし、強烈な個性を持つルーシーやライナスといった新星たちが台頭すると、彼女の「引き立て役」としての役割は薄れ、物語の主軸から静かにフェードアウト。

原作者シュルツ氏も「物語を動かすほどの個性がなかった」と語る通り、1997年を最後に表舞台から姿を消しました。

彼女は、チャーリー・ブラウンの「不屈の精神」を際立たせる上で、絶対に欠かせない功労者だったのです。

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🌸 永遠の感動 儚げな少女ジャニス・エモンズの物語

永遠の感動 儚げな少女ジャニス・エモンズの物語

『ピーナッツ』の歴史で最も重いテーマ「白血病」を扱い、最高傑作の一つとされる1990年のTVスペシャル『なぜ、チャーリー・ブラウン、なぜ?』に、たった一度だけ登場した特別なヒロインがジャニス・エモンズです。

彼女は、長いブロンドの髪とピンクのリボンがトレードマークの心優しい転校生。

特にライナス・ヴァンペルトと深い絆を結びますが、物語は突然、彼女が白血病の診断を受けるという残酷な展開を迎えます。

彼女の「強さ」と仲間たちの変化
  • 闘病の象徴: 化学療法で髪を失ったジャニスは、トレードマークのリボンの代わりにピンクの野球帽をかぶり、病気と懸命に闘います。
  • ライナスの決意: いじめっ子が彼女の帽子を奪い「ハゲ頭」と罵った瞬間、いつも温厚なライナスが激怒し、「彼女は命懸けで戦っているんだぞ!」と叫ぶシーンは、屈指の名場面です。この献身的な姿は、彼の成長を象徴しています。
  • 希望のラスト: 冬を越え、彼女は完治。ブランコに戻り、帽子を取ると、以前よりも豊かになった髪と、再び結ばれたリボンが、視聴者すべてに希望を示しました。

ジャニスはコミックには登場しませんが、その物語は、友情の尊さ、そして困難に立ち向かう勇気を教えてくれる、『ピーナッツ』史上、最も感動的で重要なメッセージを私たちに残しました。

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この記事を書いた人

地方の病院に勤めているナース(看護師)の「すぬ」🚑と旦那様(不動産・建設業)の「すぬ夫」が一緒にブログを作っています(`・ω・´)
二人で日々の疲れを癒してくれるスヌーピーの情報を発信するブログを書いていますので、是非ゆっくり見て行ってください♡

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