チャールズM・シュルツが生み出した、世界中で愛され続けるコミック『ピーナッツ』。
もう説明不要なくらい、おなじみだよね!
主人公のチャーリー・ブラウンといえば、なんだかうまくいかないことばかりだけど、憎めない、あの丸顔の男の子。
彼の日常には、個性豊かな仲間たちがいっぱい!
でも、そんな彼の心をずーっと、そう、本当にずーっと掴んで離さない特別な存在がいるんだ。
それが、あの「赤毛の女の子」(Little Red-Haired Girl)!
コミックの中では、ほとんど姿を見せないミステリアスな彼女。
だけど、物語にはめちゃくちゃ深く関わってるんだよね。
一体どんな子なの?チャーリー・ブラウンはどうしてあんなに夢中なの?って、気になってる人も多いはず。
この記事は、そんな「赤毛の女の子」の謎と魅力にググッと迫るピーナッツ完全ガイドです!
コミックでどう描かれてきたのか、アニメではどんな風に登場したのか、
あの「ヘザー」っていう名前はどこから来たのか、
そして、なんと!モデルになった実在の人物まで…
もう、ありとあらゆる情報をギュギュッと詰め込んで、徹底的に解説しちゃうよ!
さあ、ピーナッツの世界の、ちょっぴり切なくて、とってもロマンチックな秘密を一緒に探ってみようじゃないか!

謎に包まれたヒロイン:「赤毛の女の子」って一体誰?

さて、まずは基本から。
ピーナッツの世界における「赤毛の女の子」って、そもそもどんな存在なんだろう?
コミックを読んでいるだけだと、本当に「影」のような、つかみどころのない感じなんだよね。
コミックの中の彼女:姿なき憧れの対象「赤毛の女の子」

『ピーナッツ』のコミックで、「赤毛の女の子」が初めて話題に上ったのは、なんと1961年11月19日のこと。
チャーリー・ブラウンが学校のランチタイムに、「あの子、見てるかな…」なんて、彼女への淡い想いを募らせる、あの有名なシーンだ。切ない!
それ以来、物語が最終回を迎える2000年まで、チャーリー・ブラウンの彼女への片想いは、ずーっと続くんだ。
話しかけたいけど、怖くて近づけない…
でも、いつもどこかで彼女の存在を意識してる。
彼の日常の一部、いや、彼の心の大部分を占めていると言っても過言じゃないかもね。
でもさ、肝心の「赤毛の女の子」がチャーリー・ブラウンのことをどう思っていたのか?
それは、コミックの中では、悲しいかな、全く明かされることはなかったんだ。うーん、もどかしい!
じゃあ、なんで作者のシュルツ氏は、彼女の姿をハッキリ描かなかったんだろう?
その理由の一つは、やっぱりチャーリー・ブラウンの「報われない、切ない憧れ」を表現するためだったみたいなんだ。
姿が見えないからこそ、彼の想いはより純粋で、理想化されていく。
読者もまた、チャーリー・ブラウンと一緒に、彼女の姿を想像するしかなかったんだよね。
シュルツ氏自身も、後になってこんな風に語っている。
「読者がそれぞれ想像している彼女のイメージを、僕が描いて満足させることなんてできないだろうし、今さら描くにはもう遅すぎるんだ。姿を見せないキャラクターっていうのを設定しておくのは、なかなか良いことだと思うよ」。
なるほどね!あえて描かないことで、読者の想像力に委ねるっていう、粋な計らいだったわけだ。
そこには、なんだか特別なロマンがある気がしない?
「見えない」からこそ、永遠に手の届かない、完璧な存在でいられるのかもしれないね。
「赤毛の女の子」コミックでの足跡 断片的な情報から探る
とはいえ、コミックの中で彼女が全く登場しないわけじゃない。
頻繁に話題には上るし、ごく稀にだけど、彼女の存在を感じさせる出来事も描かれているんだ。
その歴史をちょっと追ってみようか。
- 1961年:
- すべてはここから始まった!
- チャーリー・ブラウンの心の中で、彼女への想いが芽生える。
- 1969年
- 大事件発生!7月の一連のコミックで、なんと彼女が引っ越してしまうんだ!
- 「もう会えないかもしれない…」チャーリー・ブラウンの落ち込みようったらなかったよ。
- まさに、世界の終わりのような顔してた。
- でもね、希望は捨てちゃいけない!数ヶ月後、スキー旅行先で、偶然にも彼女を再び見かけるんだ!
- 奇跡!彼の心にも、また小さな灯がともった瞬間だったね。
- 1972年
- 今度は、ペパーミント パティとマーシーがサマーキャンプで彼女に遭遇!
- 「ねえ、チャーリー・ブラウンがいつも話してる子じゃない?」なんて会話があったのかも。
- 世界は意外と狭い!
- 1978年
- 5月30日のコミックで、チャーリー・ブラウンが「僕はずっと彼女のことを考えてるんだ」と発言。
- しかも、彼女が近所に戻ってきたかもしれない、って匂わせるんだ。
- そして、同年12月27日には、彼が彼女の家の前に立っている姿が描かれる!
- やったー!戻ってきたことが確定したんだね。
- チャーリー・ブラウン、ドキドキしただろうなあ。
- 1998年
- これがコミック史上、最も彼女の姿が具体的に示された瞬間!
- 5月25日のコミックで、なんとスヌーピーとダンスをしている「シルエット」として登場するんだよ!
- 顔は見えないけど、確かにそこにいる!
- 長年のファンにとっては、これは本当に衝撃的な出来事だったはずだ!

ちなみに、ちょっとマニアックな話をすると、シュルツ氏が描いたとされる「赤毛の女の子」の唯一の「スケッチ」っていうのが存在するらしいんだ。
でもこれ、コミックに登場するより前の1950年頃のもの。
しかも、そのスケッチの人物、初期のピーナッツに登場した「パティ」(ペパーミント パティとは別人だよ!)によく似てるんだって。
なんでこのデザインがコミック本編で採用されなかったのか…それは、シュルツ氏のみぞ知る、ってことかな。
謎は深まるばかりだね!

ついに姿を現した!アニメの中の「赤毛の女の子」ヘザー

コミックでは、ずーっと謎めいた存在だった「赤毛の女の子」。
でもね、アニメの世界では、ついにそのベールを脱ぐことになるんだ!
しかも、「ヘザー」っていう素敵な名前まで与えられてね。

「赤毛の女の子」アニメデビューと「ヘザー」という名前の誕生

コミックは文字と絵で想像力をかきたてるけど、アニメ、特にテレビアニメとなると、やっぱりキャラクターの姿が見えないと話が進まない!ってこともあるよね。
シュルツ氏も、その辺は理解していたみたい。
彼女が初めて、ハッキリとその姿を現したのは、1977年に放送されたテレビスペシャル『It’s Your First Kiss, Charlie Brown』(邦題:『スヌーピーとチャーリー・ブラウン:ファースト・キス』)でのこと。
ここで、ついに「赤毛の女の子」に「ヘザー (Heather)」という名前が与えられたんだ!
しかも、このエピソード、タイトル通り、チャーリー・ブラウンがなんとヘザーに初めてキスをするっていう、超重要な回なんだよ!
あのチャーリー・ブラウンが!観た?観てないなら絶対チェックだよ!

その後もヘザーは、
- 『Happy New Year, Charlie Brown!』(1986年):
- 年末のダンスパーティーが舞台。再びヘザーとして登場。
- チャーリー・ブラウンは、なんとか彼女と踊ろうと奮闘するんだけど…。
- 『A Charlie Brown Valentine』(2002年)
- バレンタインのエピソードにも登場。
- ただ、この作品では、以前のスペシャルとはちょっと見た目が違うデザインで描かれているんだ。
- この辺は後で詳しく話すね。
シュルツ氏は、「コミックでは読者の想像を壊したくないから描かないけど、テレビというメディアでは、やっぱり視覚的な表現と名前が必要だと思ったんだ」と説明している。
それで、彼が選んだ名前が「ヘザー」だったってわけ。
響きも可愛らしいよね!
他のアニメ作品にもチラリと登場「赤毛の女の子」
ヘザーの活躍は、これらのスペシャルだけじゃないんだ。
- 『The Charlie Brown and Snoopy Show』
- シーズン2のオープニング映像に、ほんの一瞬だけど、彼女らしき姿が映るんです。
- 『Snoopy!!! The Musical』
- アニメ化されたミュージカルの中の劇中歌「Poor Sweet Baby」のシーンで、短いけど登場シーンがあるよ。
- 『The Snoopy Show』(Apple TV+)
- 最近のシリーズにも、ちゃんと登場してる!声優さんは誰なのか、ちょっと情報がないんだけど、現代版のヘザーもやっぱり可愛いんだ。
こうしてみると、アニメの世界では、彼女はもうすっかりおなじみのキャラクターって感じだよね。
映画で大活躍!『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』のヘザー・ウォルド
そして、ついに2015年!
CGアニメ映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』で、「赤毛の女の子」は物語の中心を担う、めちゃくちゃ重要なキャラクターとして登場するんだ!
これは本当に大きな出来事でしたよね!
この映画で、彼女は初めて「セリフのあるキャラクター」として描かれた。
しかも、衝撃の事実が判明!生徒たちのテスト結果が貼り出されるシーンで、彼女のフルネームが「ヘザー・ウォルド (Heather Wold)」であることが明らかになるんだ!
ウォルド…?この姓、どこかで聞いたような…?そう、ピンときた人は鋭い!
この「ウォルド」という姓は、後で詳しく話すけど、彼女のモデルとなった実在の女性の結婚後の姓から取られているんだよ。うわー、繋がった!
声優を務めたのは、フランチェスカ・カパルディちゃん(映画の中でフリーダの声も担当してるんだ!)。
映画の中のヘザーは、とっても優しくて、チャーリー・ブラウンの持つ、ちょっと不器用だけど素敵なところ――正直さ、思いやり、いざという時の勇気、そして独特のユーモア――をちゃんと評価してくれている様子が描かれていて、観ているこっちまで嬉しくなっちゃうんだよね!
まさに、チャーリー・ブラウンが長年憧れ続けた理想の女の子、って感じ!

七変化?「赤毛の女の子」ヘザーの外見・見た目は?

コミックでは、あの1998年のシルエットを除けば、基本的に「想像にお任せします」状態だった「赤毛の女の子」。
だから、アニメで「ヘザー」として登場するようになってからも、実はずーっと同じ見た目だったわけじゃないんだ。
むしろ、作品ごとに結構デザインが変わってる!まさに七変化?
「赤毛の女の子」は作品ごとに違う顔?あなたはどのヘザーが好き?
じゃあ、具体的にどんな風に描かれてきたのか、見てみよう!
- 『It’s Your First Kiss, Charlie Brown』(1977年)『Happy New Year, Charlie Brown!』(1986年)
- 記念すべき初登場時のスタイル!
- 長めの赤毛がくるんと外ハネしたフリップスタイル。
- 鼻はちょっとツンと尖っていて、頬はバラ色。
- ピンク色のドレスが定番だったね。
- (『Happy New Year』では、一部のシーンで鼻が丸く描かれてたりもするけど、基本はこのイメージ)
- 『The Charlie Brown and Snoopy Show』オープニング
- バラ色の頬はそのままだけど、髪型は少し短めのフリップスタイルに。
- どことなく、他のピーナッツキャラ、メアリー・ジョーに似てるかも?って言われたりも。
- 『Snoopy!!! The Musical』(アニメ版)
- 基本的な雰囲気は似てるんだけど、髪がさらに少し短くなって、鼻の形もちょっと違う。
- あと、特徴的だったバラ色の頬がないんだよね。
- 『A Charlie Brown Valentine』(2002年)
- ここでガラッとイメチェン!
- フリーダ(あの天然カールの髪が自慢の子ね!)に似た感じの、明るい赤毛のくるくるカールヘアに!
- 服装も、紫色のドレスと靴、白い靴下っていう、ちょっとお洒落な感じ。
- 鼻も丸く描かれてる。
- 『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(2015年)
- 最新のCG版ヘザー!燃えるような赤毛は健在だけど、髪型は短めのフリップスタイル。
- 頭にはアクアマリン色の可愛いリボンをつけてる。
- 服装は、なんとルーシーと同じデザインのターコイズ色のドレス(背中に大きなリボン付き!)に、同色の靴下と白いメリージェーンシューズ。
- これが今のところ、一番新しい「公式」デザインかな?
- 『The Snoopy Show』(Apple TV+)
- 基本的には映画版のデザインを踏襲しているみたい。
- ハロウィーンパーティーでウサギの仮装をしてる姿が、めちゃくちゃキュート!
ね?こうして見ると、本当に作品ごとに印象が違うでしょ?
なんで統一されなかったのかって?うーん、それはやっぱり、それぞれの作品が作られた時代背景とか、アニメーターさんの解釈の違いとか、色々な理由があるんだろうね。
でも、どのヘザーもそれぞれに魅力的!あなたはどの時代のヘザーがお気に入りかな?
ヘザーの心の内 チャーリー・ブラウンをどう思ってるの?

見た目も気になるけど、もっと知りたいのはやっぱり彼女の性格、そして、あのチャーリー・ブラウンのことをどう思ってるのか?ってことだよね!
これも、主にアニメ、特に『THE PEANUTS MOVIE』や、声優さんの言葉から、少しずつ見えてくるんだ。
「赤毛の女の子」ヘザーの性格 優しい心の持ち主
アニメで描かれるヘザーは、とにかく優しい!
穏やかで、思いやりがあって、誰に対しても分け隔てなく接するような、そんな素敵な女の子として描かれていることが多いんだ。
特に映画版では、その優しさが際立ってたよね。
転校してきたばかりで、ちょっと戸惑いながらも、周りのみんなに笑顔で接する姿は、まさに天使!
実は両想い!?チャーリー・ブラウンへの気持ち
そして、気になるチャーリー・ブラウンへの気持ち!
映画『THE PEANUTS MOVIE』では、ヘザーがチャーリー・ブラウンのドジで報われない面だけじゃなくて、彼の持つ「正直さ」「優しさ」「思いやり」「勇気」、そしてあの独特の「ユーモア」をちゃんと見て、評価していることが示唆されているんだ。
やったね、チャーリー・ブラウン!見てる人はちゃんと見てるんだよ!
さらに、もっと踏み込んだ話もあるんだ。書籍版の『You’re in Love, Charlie Brown』(アニメスペシャルのノベライズ版かな?)では、こんなエピソードが描かれているらしい。
チャーリー・ブラウンが、間違ってヘザーへのラブレターを全校生徒の前で朗読しちゃうっていう、もう赤面ものの、彼らしい大失敗をやらかすんだけど…なんと最後に、ヘザーから彼を受け入れるようなメモを受け取るんだって!えええ、マジで!?
それに、映画でヘザーの声を担当したフランチェスカ・カパルディちゃんも、「ヘザーもチャーリー・ブラウンのことが好きだと思う」みたいなことを言ってたらしいんだよね。
ってことはだよ…もしかして、もしかすると…「赤毛の女の子」ヘザーも、ずっとチャーリー・ブラウンに好意を寄せていた…?
片想いだと思っていたのは、チャーリー・ブラウン(と我々読者・視聴者)だけで、実は両想いだった可能性も…?
うわー、なんだか胸が熱くなってきた!これはもう、想像が膨らむしかないでしょ!
「赤毛の女の子」誕生秘話:シュルツ氏の叶わぬ恋

さて、ここで「赤毛の女の子」の物語に、さらに深みを与える、ちょっと切ない誕生秘話を紹介しよう。
実は、このキャラクターには、実在のモデルがいたんだ。
モデルは実在の女性:ドナ・ジョンソン・ウォルド
そう、あのチャーリー・ブラウンの永遠の憧れの的、「赤毛の女の子」は、作者であるチャールズ・M・シュルツ氏が、若い頃に心から愛し、プロポーズまでしたけれど、残念ながら断られてしまった…という経験に基づいているんだ。
そのお相手こそが、ドナ・ジョンソンさんという、実際に赤毛の美しい女性だったんだって。
彼女はその後、別の人と結婚して、ドナ・ジョンソン・ウォルドさんとなった。
…ウォルド?そう、もうお気づきだね!
映画『THE PEANUTS MOVIE』でヘザーに付けられた姓「ウォルド」は、まさにこのモデルとなったドナさんの結婚後の姓から取られていたんだ!
シュルツ氏、なんて粋なことを…!
実体験が作品に与えた影響
シュルツ氏が『ピーナッツ』という作品を通して、長年にわたって描き続けた、チャーリー・ブラウンの「報われない恋」というテーマ。
それは、彼自身のこの苦いけれど、忘れられない実体験から生まれていたんだね。
自分の叶わなかった恋の相手を、主人公が永遠に憧れ続ける存在として描き続ける…なんてロマンチックで、そしてなんて切ないんだろう!
このドナさんとのエピソードは、「赤毛の女の子」だけでなく、ピーナッツの他のキャラクター設定や、作品全体の、どこか物悲しくて、でも温かい独特の雰囲気にも、少なからず影響を与えているんじゃないか、なんて言われているんだ。
シュルツ氏自身の人生の経験が、あの普遍的な魅力を持つピーナッツの世界を作り上げていったんだね。
知ればもっと面白い!「赤毛の女の子」トリビア大放出!

さあ、【ピーナッツ完全ガイド】の仕上げとして、「赤毛の女の子」に関する、知っているとちょっと自慢できるかもしれない(?)トリビアをまとめて紹介しちゃうよ!
- 実在モデル、再び
- やっぱり基本!ドナ・ジョンソン・ウォルドさんがモデル。これはピーナッツファンなら知っておきたいですよね。
- あのキャラに似てる?
- アニメで描かれるヘザーの姿は、時々、他のピーナッツガールズ、例えばメアリー・ジョー、フリーダ、タピオカ・プディング(懐かしい!)、ジャニス・エモンズ(ライナスの彼女だっけ?)、ペギー・ジーン(チャーリー・ブラウンがキャンプで出会った子)なんかに似てるって言われることがあるんだ。
- デザインの変遷があるからこそ、だね!
- ピーナッツ印の尖った鼻?
- フリーダやライラみたいに、ヘザーも作品によっては、ピーナッツキャラ特有の、ちょっとツンと尖った鼻で描かれることがある。
- まあ、これも作品によるんだけどね!
- 「ウォルド」姓の秘密
- 映画で明かされたこの姓は、モデルとなったドナさんの結婚後の名前と同じ。
- シュルツ氏の想いが込められてる!
- コミックでの幻の姿
- コミックで、顔まで含めて完全に姿が描かれたことは、マジで一度もない!
- 1998年の、スヌーピーとのダンスシーンでの「シルエット」が、唯一にして最大の登場シーンなんだ。超レア!
- ライナスやシュローダーもドキッ?
- 意外かもしれないけど、『Happy New Year, Charlie Brown!』では、あのクールなライナスがヘザーのダンスに見とれちゃうシーンがあるんだ。
- さらに、1999年のコミックでは、ライナスが彼女のことを「可愛い(cute)」って評してる!
- え、ライナスも!?さらにさらに、『The Peanuts Movie』では、音楽一筋のシュローダーまでもが、彼女を見て「きれいだ(pretty)」って言ってるんだ!モテモテじゃん、ヘザー!
- パティとの関係は?
- 『The Peanuts Movie』では、パティ・スワンソン(ペパーミント パティじゃない方の、初期からのキャラね)とランチで同席してるシーンがあるし、『The Snoopy Show』では、二人でスヌーピーを見て笑ってる。
- もしかしたら、二人は結構仲の良い友達なのかもね!
- リボンはトレードマーク?
- ジャニス(ライナスの友達)やサリー(チャーリー・ブラウンの妹)みたいに、ヘザーも髪にリボンをつけていることが多い。
- 特に映画版のアクアマリン色のリボンは印象的だったよね!
どう?知らなかったトリビアもあったかな?
よくある質問(FAQ)

ここで、みんなが疑問に思いそうなことをQ&A形式でまとめてみたよ!
- 「赤毛の女の子」はコミックで一度も顔が描かれなかったの?
-
その通り!顔がはっきりと描かれたことは一度もないんだ。
1998年にスヌーピーと踊るシルエットが登場したのが、最も姿が具体的に示された例だよ。
基本的には、読者の想像に委ねられていたんだ。
- アニメで「ヘザー」という名前になったのはなぜ?
-
作者のシュルツ氏が、テレビアニメという媒体では、キャラクターを視覚的に表現し、名前をつける必要があると考えたからなんだ。
「ヘザー」という名前は、彼自身が選んだものだよ。
- 「赤毛の女の子」ヘザーは本当にチャーリー・ブラウンが好きだったの?
-
これは永遠のテーマかも!
コミックでは彼女の気持ちは描かれなかったけど、アニメや映画、関連書籍なんかでは、彼女もチャーリー・ブラウンの優しさや正直さをちゃんと見ていて、好意を持っている可能性が強く示唆されているんだ。
両想いだったと信じたいよね!
- モデルになった人はどんな人だったの?
-
ドナ・ジョンソン・ウォルドさんという、実際に赤毛の素敵な女性だったんだ。
シュルツ氏が若い頃にプロポーズしたけど、残念ながら結ばれなかった。
彼女との経験が、チャーリー・ブラウンの切ない恋の物語の原点になったんだよ。
まとめ:謎からヒロインへ、永遠の輝きを放つ「赤毛の女の子」

さて、長かったけど、【ピーナッツ完全ガイド】「赤毛の女の子」のすべて、楽しんでもらえたかな?
コミック『ピーナッツ』の世界では、あえて姿を見せないことで、主人公チャーリー・ブラウンの切なくて、でもどこか甘酸っぱい片想いを象徴し、私たち読者の想像力を無限にかき立ててくれた「赤毛の女の子」。彼女は、まさに「見えない」からこそ特別な、ユニークな存在だったよね。
でも、時を経て、アニメーションの世界に飛び出すと、彼女は「ヘザー」、そして「ヘザー・ウォルド」という名前と、作品ごとに少しずつ違うけれど、魅力的な姿を与えられた。
そして、チャーリー・ブラウンが長年憧れるのも納得!な、とっても優しくて素敵な女の子として、私たちの前に現れてくれたんだ。
コミックでの謎多き存在から、アニメや映画を通じて、誰もが知る親しみやすいヒロインへと、見事な変化を遂げた「赤毛の女の子」。
彼女の存在は、ピーナッツの世界に、他にはない特別な彩りと、深いロマンを与え続けている。
チャーリー・ブラウンの心だけでなく、私たちの心にも、きっと永遠に、特別な輝きを放ち続けるんだろうな。
Good grief! やっぱりピーナッツはやめられないね!
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