『スヌーピーの秘密』とは!
あなたの知らない名前の由来とピーナッツの奥深い世界

どうも、すぬぶろのすぬです。
今回は「スヌーピーの名前の由来」について紹介します。
みんな大好き、世界一有名なビーグル犬、スヌーピー!
スヌーピーの愛くるしい姿や、時に哲学的で、時にユーモラスな言動に、心を鷲掴みにされているファンは世界中にいますよね。
でも、ふと疑問に思ったことはありませんか?
「そもそも、なんで『スヌーピー』っていう名前なんだろう?その由来」って。
この記事では、そんなあなたの純粋な疑問に、愛と豆知識をたっぷり込めてお答えします!
実は、スヌーピーの名前の由来には、知られざる感動的な物語が隠されているんです。
この記事を読み終える頃には、あなたのスヌーピーへの愛が、きっと今までの何倍にも深まっているはず。
知っているようで知らなかった、PEANUTSの魅力の根源を、一緒に探る旅に出かけましょう!
ぜひ、最後までゆっくりと楽しんでいってくださいね!
突然ですが、あなたの知っている「スヌーピー」は、もしかしたら「スヌーピー」ではなかったかもしれません。
…なんて言われたら、驚きますか?
「え、どういうこと?」って思いますよね。
実は、私たちが当たり前のように呼んでいる「スヌーピー」という名前には、驚くべき誕生秘話と、作者チャールズ・シュルツ氏の個人的で、心温まる記憶が深く関わっているんです。
それは、単なるキャラクターの名前という枠を超えた、一つの愛の物語。
この特集記事では、幻の初期ネームから、モデルになったリアルな犬の話、そして作者の家族への想いまで…。
あなたが知れば知るほど、「なるほど!」と膝を打ち、スヌーピーと、彼を取り巻くピーナッツ・ギャングたちのことが、もっともっと愛おしくなること間違いなしです!
さあ、準備はいいですか?
ピーナッツの奥深い世界の扉を、一緒に開けてみましょう!


PEANUTSに登場する犬のスヌーピーって何者?
スヌーピーとは?
スヌーピーとはどんなキャラクターかを紹介します。
本題に入る前に、ちょっとだけ基本情報のおさらいをさせてください。
意外と「知ってるつもり」になっていることって、結構ありますからね!
まず、とっても大事なこと。
スヌーピーが登場する漫画のタイトルは…そう、『PEANUTS(ピーナッツ)』です!
あまりにもスヌーピーが有名すぎて、「漫画のタイトルもスヌーピーでしょ?」と思っている方が結構いるんですよね。
気持ちはすごくわかります!
でも、主役はあくまでも、あの丸い頭がトレードマークの心優しき少年、チャーリー・ブラウンなんです。
そして、我らがスヌーピーは、そのチャーリー・ブラウンの飼い犬。
犬種はビーグルで、初登場はなんと1950年10月4日の新聞連載でした。
もう70年以上も、私たちのそばにいてくれているんですね…!


PEANUTS(ピーナッツ)の作者は?
この不朽の名作を生み出したのが、漫画家チャールズ・モンロー・シュルツ氏。
彼は、子供の頃から絵を描くのが大好きで、特に新聞の日曜版に載っている漫画に夢中だったそうです。
その純粋な「好き」という気持ちが、世界中から愛されるキャラクターを生み出す原動力になったんですね。


チャールズ・モンロー・シュルツ(Charles Monroe Schulz、1922年11月26日 – 2000年2月12日)は、アメリカの漫画家で、特に『ピーナッツ』で有名です🌟
彼はミネソタ州ミネアポリスで生まれ、セントポールで育ちました。
シュルツは小さい頃から絵を描くのが大好きで、特にお父さんが新聞の漫画に夢中だったことが彼に大きな影響を与えました。
彼の代表作『ピーナッツ』は、1950年10月2日に連載が始まり、すぐに世界中で人気になりました。
スヌーピーやチャーリー・ブラウンなどのキャラクターは、今でもたくさんの人に愛されています💖
シュルツは生涯にわたって17,897ものエピソードを描き、彼の作品はピーク時には世界中で2600紙もの新聞で掲載されました。
彼の作品はテレビアニメにもなり、エミー賞やピーボディ賞を受賞するなど、多くの賞を受けています🏆
スヌーピーの名前の由来はあるの? PEANUTSの魅力を知ろう
さあ、いよいよ本日の本題です!
世界一有名なビーグルの名前が、どのようにして決められたのか。
そのドラマチックな舞台裏を覗いてみましょう。
スヌーピーのフルネーム(正式名称)は?
フルネームは「スヌーピー(英: Snoopy)」です。
ただ、衣装によって「呼ばれ方」が変わったりします。
スヌーピーは、チャールズ・シュルツが創作した漫画「ピーナッツ」の中で、チャーリー・ブラウンのペットとして登場します。



スヌーピーが有名すぎて、漫画タイトルが「スヌーピー」って思ったりする方も多いのでは?
漫画のタイトルは「PEANUTS(ピーナッツ)」になります。
スヌーピーの前に発案された名前 幻の名前「スニッフィー」
信じられないかもしれませんが、シュルツさんが最初に考えていた名前は「スヌーピー」ではありませんでした。
彼が温めていた名前、それは…「スニッフィー(Sniffy)」!
…どうですか?「スニッフィー」。
スヌーピーに慣れてしまった私には正直ちょっとピンとこない?
犬がクンクン匂いを嗅ぐ様子(sniff)から来ているんでしょうけど、今となっては「スヌーピー」以外の名前なんて考えられないですよね!
実は、シュルツさん自身も「スニッフィー」でいこうと決めていたそうですが、いざ連載を始める直前になって、なんと他の漫画に同名のキャラクターがいることが発覚!
「これはマズい!」ということで、急遽、名前を変更せざるを得なくなったんです。
いやー、危ないところでした。
もし、その漫画がなかったら、今頃私たちは「スニッフィーグッズ」を集めていたのかもしれませんね。
まさに運命のいたずらです!
母との約束、心温まる「スヌーピー」誕生秘話
「スニッフィー」が使えない…どうしようか。
頭を悩ませていたシュルツさんの脳裏に、ふと、ある懐かしい記憶が蘇ります。
それは、シュルツさんがまだ子供だった頃の、お母様との何気ない会話でした。
シュルツ家では犬を飼っていましたが、お母様は「もし、次に3匹目の犬を飼うことがあったら、その子の名前は『スヌーピー』にしましょうね」と、家族に話していたそうです。
「スヌーピー(Snoopy)」という、このユニークで可愛らしい響き。
これは、ノルウェー語の「Snuppa(スヌッパ)」という言葉が元になっています。
この「Snuppa」とは、英語でいう「honey」や「sweetheart」のように、愛しい人や可愛い赤ちゃんに使う、とっても愛情深い呼び名なんです。
シュルツさんのお母様は、シュルツさんが兵役に行っている間に病気で亡くなってしまいました。
だから、シュルツさんにとって「スヌーピー」という名前は、単なる名前の候補ではありませんでした。
それは、若くして亡くした最愛のお母様との、大切な、大切な思い出そのものだったのです。
新しいキャラクターに名前を付ける時、彼はこの天国のお母様との約束を思い出し、「スヌーピー」と名付けました。
そう考えると、スヌーピーという存在が、なんだかとても神聖で、愛の結晶のように思えてきませんか?
スヌーピーがただの面白い犬ではなく、時に深く、温かい優しさを感じさせるのは、その名前に込められた愛の記憶が、キャラクターの魂になっているからかもしれません。
「スヌーピー」は最初「スニッフィー」になるはずだった
引用/ハフポスト(HuffPost)日本版 の記事を参照しています。
シュルツさんは、メインの犬のキャラクターを「スニッフィー」と呼ぶつもりだった。
しかし、彼の母親が「もし3番目の犬を飼うことができたら『スヌーピー』と呼びましょう!」と家族に話していたのを思い出し「スヌーピー」と命名した。
元は“Snuppa”で、ノルウェー語の愛しい人を呼ぶ愛称(英語の「honey」や「baby」にあたる)を表す言葉から来ている。
スヌーピーの原型!リアル犬「スパイク」の破天荒な物語


スヌーピーの魂が「母との思い出」なら、そのユニークなキャラクターの肉体、つまりモデルになった犬は、実際に存在しました。
その名も「スパイク」!
スパイクは、『シュルツさんが13歳の頃に飼っていた、白黒模様の雑種の犬』でした。
このスパイク君が、まあ、とにかく賢くて、とんでもなく個性的だったんです!
- 驚異の知能
- 人間の言葉をほとんど理解しているかのような素振りを見せることが、度々あったそうです。
- スヌーピーの、犬とは思えない人間臭さの片鱗は、ここにあったんですね。
- 驚愕の食生活
- そして、スパイク君の一番クレイジーなエピソードが、その食生活。
- なんと彼は、普通のドッグフードでは飽き足らず、カミソリの刃やネジ、画鋲といった、およそ食べ物とは思えないものを食べてしまうというとんでもないクセがあったとか!
- 家族はさぞかし肝を冷やしたことでしょう…。
- でも、この「普通じゃない」ところが、シュルツさんの創作意欲を大いに刺激したことは間違いありません。
そして、シュルツさんはこの「スパイク」という名前がよほどお気に入りだったのでしょう。
後にPEANUTS作品の中に、スヌーピーのお兄さんとして、この名前を再登場させています。
ニードルズの砂漠でサボテン相手に暮らす、ひょろりと痩せた体にヒゲと帽子がトレードマークの、あのスパイクです!
自分の愛犬の名前を、作品の中で大切に使い続けるなんて、シュルツさんの愛情深さが伝わってきますよね。
スパイクは、チャールズ・M・シュルツによる漫画「ピーナッツ」に登場するキャラクターで、スヌーピーの兄です。
スパイクは、細い体、髭、帽子、そして重たそうな瞼の大きな目が特徴です。
彼はカリフォルニア州のニードルズ近辺の砂漠に住んでおり、孤独を愛するさすらいのロンリーガイです。
スパイクは、サボテンのジョーや岩に話しかけたり、スヌーピーに手紙を書いたりして過ごしています。
変幻自在!スヌーピーのたくさんの「顔」と名前
スヌーピーの魅力は、ただのビーグル犬でいることに満足しない、その無限の想像力にあります。
スヌーピーの犬小屋は、ある時は戦闘機に、ある時は書斎に早変わり!
彼自身も、様々なキャラクターに変身して、私たちを楽しませてくれます。
スヌーピーの有名な「変身」をいくつか見てみましょう!
- ジョー・クール (Joe Cool)
- サングラスをかけ、壁に寄りかかって「やれやれ」と呟く姿は、あまりにも有名。
- クールな大学生になりきっています。
- フライング・エース (Flying Ace)
- 犬小屋を第一次世界大戦の戦闘機「ソッピース・キャメル」に見立て、宿敵レッド・バロンとの空中戦に明け暮れる撃墜王!
- マフラーをなびかせる姿が勇ましい!
- 世界的有名な作家 (The World-Famous Writer)
- タイプライターを前に、「それは暗い嵐の夜だった…」とお決まりのフレーズで小説を書き始めます。
- もちろん、出版社からはいつも不採用通知が届きますが(笑)。
- その他にも…
- 弁護士、医者、サーファー、宇宙飛行士など、彼の「なりきりリスト」は尽きることがありません。
これらの変身は、単なるコスプレじゃないんです。
スヌーピーは、その役柄に本気でなりきり、心の中で壮大な物語を繰り広げています。
どんな状況でも人生をとことん楽しもうとする彼の姿勢は、私たちに「日常は、想像力次第でいくらでも面白くなるんだ!」ということを教えてくれているようです。








- ジョー・クール
- サングラスをかけてクールな姿を見せるときの名前です。
- フライング・エース
- 第一次世界大戦のパイロットに扮する時の名前です。
- リトル・ビューティフル・ビーグル
- スヌーピーが自分のことを褒めるときに使う名前です。
- ザ・ワールド・フェイマス・アスリート
- スポーツに挑戦する時の名前です。
- ザ・ワールド・フェイマス・ライター
- 小説を書く時の名前です。
- ザ・ワールド・フェイマス・アドボケイト
- 弁護士に扮する時の名前です。
- ザ・ワールド・フェイマス・サーファー
- サーフィンをする時の名前です。
- ザ・ワールド・フェイマス・スカウト
- ボーイスカウトに扮する時の名前です。



スヌーピーは本当に多才で、さまざまなキャラクターに変身するのが得意ですね!
スヌーピーには兄弟がいる?そのお名前を紹介
スヌーピーのスヌーピーには兄弟がいて、それぞれに可愛い名前が付けられています。
スヌーピーの兄弟も個性的なので、是非おぼえてみましょう。
スヌーピーにはたくさんの兄弟がいます。
- スパイク
- 長い髭と帽子が特徴で、カリフォルニア州の砂漠に住んでいます。
- オラフ
- ぽっちゃり体型で、「醜犬コンテスト」で優勝したことがあります。
- ベル
- スヌーピーの唯一の妹で、カンザスで息子と一緒に暮らしています。
- アンディ
- 毛並みがフワフワで、方向音痴の性格です。
- マーブルス
- ぶち模様が特徴で、スヌーピーの変装癖が理解できないインテリです。
- ローバー
- 1992年のテレビスペシャル『スヌーピーズ・リユニオン』で登場したキャラクターです。
- モーリー
- ローバーと同じく1992年のテレビスペシャルで登場したキャラクターです。



スヌーピーの兄弟たちはそれぞれ個性的で、スヌーピーの兄弟のエピソードもとても面白いですよ!😊
スヌーピーの性格ってどんな感じ?
スヌーピーは、とにかくとってもユニークで、いろんな顔を持つワンちゃんなんです!
いつも前向きで、新しいことに挑戦するのが大好き。まるで「人生は冒険だ!」と言っているかのようですよね。
そして、スヌーピーは想像力がとっても豊か!
ただの犬として過ごすだけでなく、頭の中では作家になったり、カッコいいパイロットになったり、名探偵に変身したりと、いろんな自分を演じています。
そんな彼のユーモアと、どんな時も明るくいる姿が、たくさんの人を惹きつけてやまない魅力なんです。
もちろん、スヌーピーは友達をとても大切にする心の優しいワンちゃんでもあります。
特に飼い主のチャーリー・ブラウンとは、とっても深い絆で結ばれていて、二人の友情にはいつも温かい気持ちになりますよね。


スヌーピーは物語の中でどんな役割をしているの?
スヌーピーは、「ピーナッツ」という漫画の中で、みんなの人気者チャーリー・ブラウンの愛しいペットとして登場します。
でも、ただのペットというだけじゃなく、物語の中では大活躍!
彼はたくさんの楽しい冒険をしたり、時にはちょっと切ないけれど心温まるエピソードを繰り広げたりして、私たち読者にたくさんの笑顔と感動を届けてくれます。
スヌーピーがいるからこそ、「ピーナッツ」の世界はもっともっと面白く、深みのあるものになっているんですよ。



スヌーピーの名言もいっぱいあり、人生のバイブルになるかもです。
スヌーピーと仲間たち:ピーナッツの世界を彩るキャラクター
スヌーピーの物語がこれほどまでに豊かなのは、彼を取り巻く個性的な「ピーナッツ・ギャング」の存在があってこそ。
スヌーピーの飼い主であり親友、チャーリー・ブラウン
何をやってもうまくいかない、でも決して諦めない。
そんなチャーリー・ブラウンは、スヌーピーにとって最高の飼い主であり、かけがえのない親友です。
スヌーピーがどんなに突飛な行動をしても、チャーリー・ブラウンは結局「やれやれ(Good grief)」と言いながら、彼のそばに居続けます。
実は、このチャーリー・ブラウンというキャラクターには、作者のシュルツさん自身が色濃く投影されています。
シュルツさんの奥様、ジーンさんによると、シュルツさんの父親が理容師だったこと(チャーリー・ブラウンの父親も理容師)、シャイで不器用な性格、野球が好きだけど下手なところまで、そっくりだったとか!
作者自身が分身のように感じていたからこそ、チャーリー・ブラウンの悩みや悲しみは、私たちの心に深く響くのかもしれませんね。



シュルツさんの奥様によると、チャーリー・ブラウンとシュルツさんは似ている部分が多いとのことです。
『ピーナッツ』の生みの親、チャールズ・M・シュルツってどんな人?
『ピーナッツ』という素敵な作品を生み出したチャールズ・M・シュルツさん。
彼は実は、ちょっぴりシャイだけど、いざという時には負けず嫌いな一面も持っていた方だったんです。
チャーリー・ブラウンはシュルツさん自身?
シュルツさんには、子どもの頃にクラスメイトから仲間外れにされてしまった悲しい経験がありました。
この出来事が、漫画の主人公であるチャーリー・ブラウンのキャラクターに大きな影響を与えていると言われています。
どこか影があるけれど、一生懸命なチャーリー・ブラウンの姿は、もしかしたらシュルツさん自身の分身なのかもしれませんね。
また、シュルツさんはスポーツ、特にゴルフが大好きで、とても熱心に取り組んでいました。
奥様のジーン・シュルツさんのお話によると、シュルツさんにとってチャーリー・ブラウンは一番大好きなキャラクターだったそうです。
それは、彼がチャーリー・ブラウンに自分自身の姿を重ねていたからなんですね。
タイトルに込められた意外な気持ち
実はシュルツさん、漫画のタイトルが「ピーナッツ」に決まった当初は、あまり気に入っていなかったそうなんです。
でも、時間が経つにつれて、その気持ちも少しずつ和らいでいったようですね。
尽きることのないアイデア
シュルツさんは、いつも新しいアイデアやひらめきを求めていて、絵が描けなくなってしまうようなスランプに陥ることはほとんどなかったそうです。
これは本当にすごいことですよね!
彼の描いた『ピーナッツ』は、今でもたくさんの人に愛され続けています。
その理由の一つは、登場するキャラクターたちに、私たち読者が自分自身の姿を重ね合わせることができるからだと言われています。
シュルツさんの温かい人柄が、作品全体に滲み出ているからこそ、こんなにも長く愛されているのかもしれませんね。
シュルツさんとチャーリー・ブラウンはかなり似ている
引用/ハフポスト(HuffPost)日本版 の記事を参照しています。
シュルツさんの父親は理容師、母親は専業主婦で、チャーリー・ブラウンの両親と同じ。通っていたミネソタ州・セントポールにある高校のクラスの中でも一番小柄で、チャーリー・ブラウン同様とてもシャイだった。「チャーリー・ブラウンとスパーキー(ジーンさんは夫のことをスパーキーと呼んでいる)の共通点? それは全部(笑)。いつも不安を感じているところや、印象の薄いところ、かわいい女の子を見ても、最初から諦めてしまうところ、野球は大好きだけれど上手くないところとかね。スパーキーなんて、14歳のときに40−0で試合に負けたこともあったわ。でもね、チャーリー・ブラウンだけではないの。他のキャラクターたちもみんなスパーキーらしさが入っているのよ。彼の一部だからこそ、それぞれのキャラクターに言葉や気持ちを与えることができるのね」(ジーンさん)


個性豊かなピーナッツ・ギャング
他にも、ピーナッツの世界には魅力的なキャラクターがたくさん!
- 口うるさいけど、的確(?)なアドバイスをくれる精神分析医ルーシー
- 安心毛布が手放せない、心優しき小さな哲学者ライナス
- チャーリー・ブラウンを「チャック」と呼ぶ、スポーツ万能な女の子ペパーミント・パティ
驚くべきことに、これらのキャラクターたちの名前も、シュルツさんの実生活の友人や親戚、さらには彼が恋をして、そして振られてしまった女性(あの「赤毛の女の子」のモデル!)から取られていることが多いんです。
シュルツさんの人生そのものが、PEANUTSという作品に溶け込んでいるんですね。
そして、PEANUTSの登場キャラクターにも制作秘話があるとのことです。
「ピーナッツ」のキャラクターの名前は、シュルツさんの友達、親戚、ガールフレンドからとられている
「ライナス」と「シャーミー」は友達から、「ペパーミント パティ」は、母方の従兄弟の一人、パトリシアからインスピレーションを受けて、シュルツさんが初めて家でペパーミントキャンディーを見た時にフルネームを思いついた。
赤毛の子(チャーリー・ブラウンの憧れの人)は、シュルツさん自身が実生活で出会った経理として働いていた女性がモデルで、実は彼女に振られた過去もあるそうだ。
引用/ハフポスト(HuffPost)日本版 の記事を参照しています。



チャールズ・M・シュルツの人柄がよくわかるエピソードですよね。
他のピーナッツの仲間たちのことが知りたい方は、是非次の記事を見てみてね!


スヌーピーの名前の歴史と変遷
初登場時の名前
スヌーピーは、1950年10月2日に「ピーナッツ」の初回連載で初登場しました。
当初、彼の名前は単に「スヌーピー」として紹介されました。
スヌーピーは、チャーリー・ブラウンのペットとして描かれ、すぐに読者の心を掴みました。
初登場時のスヌーピーは、現在のような多彩なキャラクター設定はまだなく、シンプルな犬として描かれていました。
スヌーピーはデイジーヒル子犬園で生まれ、8匹兄弟の一匹です。(アニメ版は8匹)
スヌーピー誕生・登場を描いたアニメ作品も存在します。
小さいスヌーピーを見られるのでオススメです。





スヌーピーがチャーリー・ブラウンに出合うところは、泣きシーンですよね。
漫画に初登場したのは、連載開始から2日後の1950年10月4日です。
アニメでの出会いは、1965年に公開された「A Charlie Brown Christmas」(日本語題:「チャーリーブラウンのクリスマス」)が最初です。
現在では「かわいいキャラクター」として知られていますが、初期の頃は完全な犬の姿をしていました。
時代が進むにつれてその姿は変わり、現在の姿に至っています。


名前の変遷とエピソード
スヌーピーの名前は、連載が進むにつれて様々なエピソードで取り上げられ、キャラクターの成長とともに変遷していきました。
例えば、スヌーピーが自分を「ジョー・クール」と名乗るエピソードや、作家として「世界一の作家」としてのペンネームを使うエピソードがあります。
これらのエピソードは、スヌーピーの多面的なキャラクターを際立たせ、彼の名前に新たな意味を持たせました。
また、スヌーピーの兄弟たちも登場し、それぞれにユニークな名前が付けられています。
これにより、スヌーピーの名前の歴史はさらに豊かになりました。


よくある質問 (FAQ)
まとめ:名前はただの記号じゃない、愛の物語だ
「スニッフィー」という幻の名前から始まり、天国のお母様との約束である「スヌーピー」へ。
そして、そのキャラクターには、破天荒な愛犬「スパイク」の魂が吹き込まれている。
こうして見てくると、スヌーピーの名前が、単なる記号やラベルではないことが、痛いほど伝わってきます。
それは、チャールズ・シュルツという一人の人間の、人生の記憶、愛情、そして遊び心が、ぎゅっと凝縮された、一つの美しい物語なんです。
この背景を知ってからもう一度PEANUTSの漫画を読むと、犬小屋の上で空想にふけるスヌーピーの姿が、チャーリー・ブラウンに寄り添うスヌーピーの温かさが、以前とはまったく違って見えるはずです。
もし興味が湧いたら、ぜひスヌーピーミュージアムに足を運んだり、改めてアニメやコミックを手に取ってみてください。
きっと、キャラクターたちのささやかな一言一言に、今まで気づかなかった深い愛情と、人生の輝きを見つけられるはずですから。
では、またね!
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