こんにちは!すぬぶろのすぬです🚑
今日は、スヌーピーの生みの親シュルツさんが描いたチャーリー・ブラウンの「一生忘れられないほど切ない1週間」のお話をご紹介します。
いつも不器用で、どこか空回りばかりしてしまう私たちのヒーロー、チャーリー・ブラウン。
彼は1968年8月、人生の中で最も胸を締め付けられるような、激動の7日間を過ごしました。

今回は、彼の恋心と切ない現実が交錯したコミックの背景に迫りながら、ピーナッツという作品の本質的な魅力について語り尽くしたいと思います!
野球のマウンドで起きたチャーリーブラウンと「赤毛の女の子」との恋のドラマ
ピーナッツの歴史において、1968年の夏は特別な意味を持っています。
普段は遠くから見つめるだけだったチャーリー・ブラウンの「赤毛の女の子」への想いが、野球の試合を舞台にとんでもない急展開を見せたからです。
チャーリーブラウンの期待と落胆のスタート 野球の試合に赤毛の女の子が?

チャーリー・ブラウン「あの赤毛の女の子、僕たちの試合を見に来てくれたのかな……」
チャーリー・ブラウン「僕のことを見てるのかなぁ……」
(マウンドの上で嬉しそうに体を揺らし、満面の笑みを浮かべるチャーリー・ブラウン)
チャーリー・ブラウン「僕のことなんて見てなかったや……」
物語は8月12日から始まります。
チャーリー・ブラウンは、彼女が試合を見に来ていることに気づき、ドキドキで顔がにやけてしまいますが、最後には「僕のことなんて見てなかった……」とガッカリして終わります。
視界に入っただけで天にも昇る心地になり、次の瞬間には地の底に突き落とされる姿に、思わず「がんばれ!」と声をかけたくなってしまいますね。

チャーリーブラウンの妄想 ヒーローになってハグされたい

シュローダー「何してるんだよ、チャーリー・ブラウン? どうして投げないんだ?」
チャーリー・ブラウン「あの赤毛の女の子だよ……彼女が試合を見てるんだ……」
シュローダー「やれやれ!」
チャーリー・ブラウン「これは僕がヒーローになる大チャンスだよ、それに彼女が見てるんだ!」
チャーリー・ブラウン「本気で投げ込んで、素晴らしい試合にするんだ。そうすれば、あの赤毛の女の子はものすごく感動して、大興奮してマウンドまで駆け寄ってきて、僕をきつく抱きしめて、それから……」
チャーリー・ブラウン「あーあ! どうして僕はあんなことばかり考えちゃうんだろ?」
赤毛の女の子が試合に来てくれて、チャーリーブラウンは「これはヒーローになる絶好のチャンスだ!」と燃え、素晴らしいピッチングをして感動した彼女がマウンドまで駆け寄り、自分を思いっきり抱きしめてくれるシーンを妄想します。
この「脳内シミュレーション」の激しさは、まさに恋する男の子そのものです。

ダメダメなチャーリーブラウン 緊張しすぎて……まさかのダウン⁉

シュローダー「やれやれ、チャーリー・ブラウン、いつになったら第1球を投げるんだい?」
チャーリー・ブラウン「あの赤毛の女の子が見てるんだ……ボールが手から離れないんだよ……指の感覚がなくなっちゃった」
チャーリー・ブラウン「震えが止まらなくなってきた……僕を見てよ! 体中がガクガクいってるんだ!」
シュローダー「観客席に神経科の先生なんていないよね……」
ライナス「普通の開業医じゃダメなのかい?」
ルーシー「獣医さんはどう?」

ライナス「さあ行こう、チャーリー・ブラウン……家に連れて帰ってあげるよ……」
チャーリー・ブラウン「僕は素晴らしいピッチングをするんだ……」
チャーリー・ブラウン「あの赤毛の女の子が見てるんだ、僕は素晴らしいピッチングをして、彼女を感動させるんだ、そして……」
ライナス「家に連れて帰るよ、チャーリー・ブラウン。震えが止まるまでベッドに入っていなよ……」
チャーリー・ブラウン「僕はヒーローになって、素晴らしい試合を投げるんだ。あの赤毛の女の子が見ていて、僕が投げて、素晴らしくて、彼女がそこにいて、それから……」
ところが、彼女の視線を意識しすぎて異変が起きます。
緊張のあまり指がしびれ、全身の震えが止まらなくなり、結局仲間に連れられて寝込むことになってしまいました。
ベッドの中でも「僕はヒーローになるんだ……」とうなされる姿が、本当に切ないです。
衝撃の結末!ライナスが赤毛の女の子からハグを勝ち取った理由
チャーリーブラウンの復活…親友ライナスの快投と残酷な報告

チャーリー・ブラウン「よし、試合を始めよう! 気分も良くなったし、震えも止まったぞ!」
5「試合はもう終わったよ、チャーリー・ブラウン。それに、何て言ったらいいか……僕たちが勝ったんだ!」
5「ライナスが君の代わりにマウンドに上がってね……素晴らしいピッチングをしたんだ……そしたら、あの赤毛の女の子が見ていてね……」
5「彼女、試合が終わったあと大興奮しちゃって、マウンドまで駆け寄ってきて、ライナスに思いきり抱きついたんだ!」
チャーリー・ブラウン「ギャーーーッ!」
ようやく震えが止まってマウンドに駆けつけたチャーリー・ブラウンでしたが、そこで5から「ライナスが君の代わりに投げて、勝ったんだ!」と報告を受けます。
なんと、ライナスの活躍に感動した赤毛の女の子は、マウンドまで駆け寄ってライナスを思いっきり抱きしめたというのです!
自分の夢が親友によって実現されてしまうという、これ以上の悲劇はありません。

チャーリーブラウンの嫉妬?皮肉な呼び名「僕の友達、リリーフ投手」

チャーリー・ブラウン「僕の友達」
チャーリー・ブラウン「僕の友達、リリーフ投手」
チャーリー・ブラウン「僕の友達、リリーフ投手。素晴らしいピッチングをして、あの赤毛の女の子をすっかり感動させ、彼女が駆け寄ってきて思いきり抱きしめた相手!」
チャーリー・ブラウン「僕の友達!!」
ショックのあまり、彼はそれからライナスのことを「僕の友達、リリーフ投手。素晴らしいピッチングをして、彼女にハグされた相手!」と皮肉っぽく呼ぶようになります。
この人間臭い負の感情を隠さないところも、作者チャールズ・シュルツ氏が描く人間模様のリアルな面白さです。
『ピーナッツ』の作中において、チャーリー・ブラウンが片思いをし続ける永遠のマドンナです。
実は、原作の新聞連載コミックの中では、彼女の姿は一度も明確に描かれたことがありません(常に影や後ろ姿、あるいはチャーリー・ブラウンのセリフの中だけで語られる存在です)。
彼女はチャーリー・ブラウンにとって「手が届かない完璧な存在」の象徴であり、彼が彼女に話しかけようとするたびに、今回のように極度の緊張で失敗したり、ただ見つめるだけで終わってしまったりします。

なぜ大人に響く?チャールズ・シュルツが込めた「人生のビター風味」
今回のストーリーでは最後にチャーリー・ブラウンは皮肉を込めてライナスを「僕の友達(My Friend)」と連呼しています。
ライナスはただ代役を務めて勝っただけ(しかも悪気はない)なのですが、チャーリー・ブラウンにとっては「自分の夢をすべて奪っていった張本人」に見えてしまい、怒りが爆発してしまったのです。
もしかすると、シュルツさんが描きたかったのは、「報われる成功体験」という話ではなく、「報われなくても、格好悪くても、それでも生きていかなければならない」という人生の本質なのかもしれないですね。
もしここでチャーリーブラウンがハグされていたら、50年以上も語り継がれるエピソードにはならなかったでしょう。
彼が「ギャーッ!」と叫び、泥臭い結末を迎えるからこそ、私たちの記憶に残り続けるかもですね!
■ チャーリー・ブラウンの人間関係の縮図
| キャラクター | このエピソードにおける役割・反応 | チャーリー・ブラウンへの影響 |
|---|---|---|
| ライナス | 代役投手として大活躍。意図せずハグをゲット。 | 親友でありながら、最大の嫉妬対象に。 |
| 赤毛の女の子 | 試合の観客。チャーリーではなく「勝者」を祝福。 | 永遠の憧れであり、切なさの源泉。 |
| ルーシーたち | 震えるキャプテンを家に連れ帰る。 | 手厳しいが、本当の窮地では放っておかない。 |

FAQ ピーナッツの「切ないエピソード」に関するよくある質問
まとめ 不器用なチャーリー・ブラウンが教えてくれること
憧れの女の子にいいところを見せようとして自滅してしまう……。
そんな彼の不器用さが、胸にチクりと刺さるエピソードでした。
ピーナッツの世界は、こういう「ままならない現実」を優しく、そしてユーモラスに描いているからこそ、大人になっても大好きなんです💓
これからも、大好きなピーナッツの世界を皆さんと共有していきたいです!また次回の更新でお会いしましょう⁺˳˖☆
すぬでした🚑💓
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